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鹿が教えてくれた鹿教湯温泉

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江戸時代から湯治湯として栄えた歴史ある鹿教湯温泉。そのなかで立ち寄り湯として利用できる共同浴場「文殊の湯」に行ってみました。

鹿が教えてくれた温泉

昔、猟師が鹿を打ちそこない、山深く入って見つけたところ、傷を負った鹿がいたので矢を向けると逃げてしまった。不思議に思って、そこへ行ってみると温泉が湧いていた。その鹿は、姿を変えた文殊菩薩で信仰心の厚い猟師に温泉の場所を伝えたという開湯伝説があるそうです。鹿教湯温泉の名前の由来もこの伝説によるものだとか。そのままですね、鹿が教えた湯(^^)

国民保養温泉地って??

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国民保養温泉地に指定されたという記念碑がありました。国民保養温泉地??知らなかったので環境省のサイトで調べてみました。「温泉の公共的利用増進のため、温泉利用の効果が十分期待され、かつ、健全な保養地として活用される温泉地を「温泉法」に基づき、環境大臣が指定するもの」となってました。環境大臣が認めたお墨付きの温泉地ということですね。

昭和29年から現在まで全国で91カ所が指定。意外に少ない!長野県では、この鹿教湯温泉が含まれている丸子温泉郷(鹿教湯温泉、霊泉寺温泉、大塩温泉)、田沢・沓掛温泉、小谷温泉、白骨温泉、中房温泉、有明・穂高温泉、美ヶ原温泉の7カ所が指定されてました。この数は北海道に次ぐ多さで、温泉資源に恵まれた県ということかな。

旧大湯から新しく生まれ変わった共同浴場「文殊の湯」

2000年に旧大湯を取り壊して、新しく建てられた共同浴場が「文殊の湯」。5つの源泉の湯を混合し、湯もみした状態の肌にやさしいお湯が送られているそうです。建物の外観は和風で中は、近代的な日帰り温泉施設のような感じでした。

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場所は、温泉街の湯橋通を文殊堂に進んでいき、五台橋のたもとに「文殊の湯」があります。車は温泉街にある無料の公共駐車場(鹿教湯交流センター)に停められます。

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向かう途中にある飲泉所

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湯坂を降り五台橋を渡った先には、文殊堂があります。夜にはライトアップされちょっと幻想的な雰囲気になってました。

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「文殊の湯」の外観、和風な造りでとってもキレー。

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内湯は大小2つが並んでいて、小さい方の湯船に湯口があり、湯が豊富に注がれている。小さい湯船の方が熱めで、大きい方は適温。無色透明の湯は、クセがなくさっぱりした感じ。

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2m四方ぐらいの小さな露天もある。竹垣で景色は楽しめませんが、適温でゆっくりつかれます。

所感 

まだ新しくとってもキレイで清潔感があり、弱アルカリ性単純温泉のさっぱりしたやさしい湯もいい感じでした。ただ湯治湯らしい雰囲気はあまり期待しないほうがいい感じです。昔の大湯に入ってみたかったなぁ。秋の紅葉にも良さそうな場所なので、時期を合わせて訪れるのもいいかも。

名称  :文殊の湯
住所  :長野県上田市鹿教湯温泉1369-1
電話番号:0268-44-2288
利用料金:大人300円 小人150円
営業時間:9:00~21:00(受付20:30まで)
休日  :基本無休
施設  :内風呂・露天風呂 男女各1
泉質  :単純温泉 (弱アルカリ性低張性高温泉)
泉温  :46℃
その他 :専用駐車場なし、公共駐車場(鹿教湯交流センター)に駐車可
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