これまた当たり前の持ち物ですが、意外と地図を持ち歩いてない人が多いのです。今は登山用アプリが人気で多くの人がスマホにインストールしています。紙地図とアプリのどちらがいいかと聞かれれば、「両方必要」です。
周囲の高齢者は「昔は紙地図だけだった」「電池が切れたら意味がない」と偏屈を言いますが、登山アプリで多くの命や遭難が助けられています。情報を共有することで確実に登山者や登山範囲が広がったとも感じます。紙とアプリは長所・短所が違うので両方持ち歩くのがベストです。
登山の必携地図 「山と高原地図」
定番の山地図シリーズで、全国の知名度のあるほとんどの山を網羅しています。(61エリア)
ただし、里山の登山道や、マニアックなコース、易しい遊歩道は地図に掲載されていない場合があります。
紙地図の最大メリットは、山全体や全行程を俯瞰し、観察できることです。登山計画書を書くはずですから、登山前の予習は欠かさず行いましょう。歩く予定のコースだけでなく、もしもの場合のエスケープルート、沢の位置、全体の等高線(斜度)をチェックしておきます。すべて暗記しなくても、ある程度知っておくだけでリスクを回避できます。
今は必ずインストールしておきたい登山アプリ
登山に限らず今や1つはインストールしておきたいのがGPS機能のあるアプリです。各アプリにメリット/デメリットがありますが、地図をダウンロードして、自分の居場所を等高線上で確認できるものが必須です。
自分の現在の場所がわかることは紙の地図よりも便利で使いやすく、目的地までの時間やこの先の斜度も予測できます。
また、里山や遊歩道の地図など多方の道が表示されるので、範囲としては紙地図よりも詳細の情報が手に入ります。
アプリがあるから紙地図は不要というのは間違い
スマホは様々な点で便利ですが、俯瞰することができないのが最大のデメリットです。
自分の居場所をピンポイントで知るのも大事ですが、山全体、その周辺、エスケーブルートなど地図全体を頭にいれておくことが重要です。
電池の充電切れ、雨に濡れた場合の不具合なども気をつけましょう。
記録や他の登山者と共有、計画書の作成などアプリの機能が充実しているので自分のニーズに合わせて使い慣れていきましょう。
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