登山バッグに入れっぱなしの便利な小物類

使わないかもしれないけど入れておくと安心なもの...って挙げるとキリがないのですが、実際役立ったものをピックアップしました。高級なものを揃える必要はありません、バッグに忍ばせておくだけなので軽くて場所をとらないものを選びましょう。

ポータブル充電器

もうこれはスマホを持ち歩くなら切り離せない必需品です。カメラやヘッドライトも充電できるので便利です。電波が悪い山ではどんどん電池を消耗します。これがわからず頂上で電池切れする高齢者が多いのです。ソーラータイプではなく、前日にしっかりフル充電して山に持っていけば3~4日は充電に困りません(歩行中マナーモードで使用)

エマージェンシーシート

まさに遭難をイメージさせるもので、使うことはないと思いがちです。私は土砂降りで体の芯まで冷えてしまい、避難小屋で寝る時に使いました。半信半疑だったのですが、温かい!1回使い切りとなりますが、すごく小さなものなのでバッグにお守りとして入れておきましょう!

貼るカイロ

体が冷えたときにかなりの頻度で使っています。とくに宿泊時、山小屋に着いてから朝まで付けてることが多いです。たまに登山道に落ちていますので、貼るタイプを使ってゴミは持ち帰りましょう。

手袋・軍手

いろいろ売ってますが、100均やワークマンで十分です。根や岩に手をかける場面はたくさんあり、下山時に手が冷え切っていることもあります。夏でも短距離でも1つバッグにいれておくと便利です。日帰りでも鎖場があれば、園芸用手袋がいいです。

暑くなりすぎるなら親指・人差し指の先がカットされているもの。鎖場では園芸用がおすすめです。

ネックゲイター・ネックカバー

厚手フリースのネックウォーマーではなく、薄くて速乾性のあるもの。日焼け止め、マスク代わりなど用途はさまざまですが、薄くても付けているだけでかなり温かさが違うので緊急時に役立ちます。
フリースは肌触りがいいですが、汗で首をどんどん冷やしてしまうので逆効果です。

ツェルト+細ロープ

これも初心者は使わないと思いがち。行程が長いときは持っています。緊急時の簡易テントで、200~300gのコンパクトなもの。これをテント代わりにして縦走する人もいるほど性能は高いです。基本的に緊急時に使うので1人用で十分です。

マスク・消毒スプレー

これはコロナ対策のために持ち物として当たり前となりました。登山中は付けなくてもいいと思いますが、ロープウェイ、トイレ、山小屋では必須です。

ジップロック複数枚

小物入れ、雨対策、ゴミ袋として様々な場面で活躍します。

スパッツ・ゲイター・足カバー

これもどんどんコンパクト収納型になってるので1つ入れておくといいです。登山靴や裾を汚さないために使う人が多いですが、ゴアテックス性なら足首・ふくらはぎの保温にもなります。

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あまり必要性を感じないモノ

  • ソーラー充電式のアイテム。 想像するより充電できず重たいだけです。日帰りなら不要!
  • 熊鈴。 邪魔にはなりませんが、人が多い登山道では迷惑ですので外してください。
  • カラビナ・スリング。 使い方がわからないなら重いので不要です。
  • 方位磁石(コンパス) これも使い方がわからないなら不要です。

登山の必携品TOP5

1

登山という限られた環境の中では生死を分けるほど必携品となります。重たいですが、どのくらい必要かをしっかり計算して正しいパッキング方法で持ち歩きましょう。

2

高透湿・高防水のレインウェアがあれば、夏の高山や汗かきの人の低体温症も防ぐ万能ウェアとして登山で大活躍します。

3

使わなくても必ずバックパックに入れておきたいのがヘッドライトです。短時間のハイキングだとしても、スマホのライトではなくヘッドライトを携帯してください。

4

登山で携帯する食料には昼食・行動食・非常食の3種類があります。昼食の内容物は人それぞれ楽しみにして持ち歩くので自由ですが、行動食と非常食はエネルギー補給と遭難時に必要不可欠な必携品となります。 栄養不 ...

5

衣類やウェアは体温を調節する大事な登山用品の1つです。標高、天候、季節によってレイヤー(重ね着)を計算して歩けるようになるのが理想ですが、様々な場面を経験しないと簡単に判断できるものではありません。重 ...

-最低限必要な持ち物10