行動食と非常食

登山で携帯する食料には昼食・行動食・非常食の3種類があります。昼食の内容物は人それぞれ楽しみにして持ち歩くので自由ですが、行動食と非常食はエネルギー補給と遭難時に必要不可欠な必携品となります。

栄養不足と血糖値が下がってバテることを「シャリバテ」と呼びます。(シャリ=飯)
いわゆる電池切れ状態になり、疲労感、足がつる、頭痛、めまいなどを引き起こし、ちょっとした道も歩けない状態になってしまいます。

日常生活では1食抜いたくらいで体調不良にはなりませんが、登山は平地のマラソンよりも消費カロリーが高いため大量のエネルギーを消化しています。
朝食や昼食も含め、1度に大量摂取してしまうと胃や腸が活発化して逆に運動量が減って体が重く感じてしまいます。高カロリーの食料を少しずつとるのがバテないコツです。

行動食とは

登山では行動中に少しずつ糖質とタンパク質を補給するのが合理的です。小さなおにぎり(もち米の方がいい)や、「おやつ」程度のものを小休止の時に摂ることが推奨されています。

行動食の王道はナッツ

様々な種類のナッツとドライフルーツが入った「トレイルミックス」が定番です。高糖質、高タンパク質で文句なしのエネルギー補給となります。スーパーやコンビニでも売ってますが、自分の好きなものを集めてジップロックやボトルに入れる人が多いです。

糖質とタンパク質が一緒に摂れて効率が良いのは、ナッツがたっぷり含まれたチョコレートバー。
昔からの定番はスニッカーズやカロリーメイトがありますが、喉が渇くので個人的に好きではありません。最近はプロテインを多く含むもの、大豆など種類が豊富です。わたしは「1本満足」を常備しています。

餅は腹持ちがよく、クルミも入ってるのでおすすめ!

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塩分は?
熱中症予防のために塩分を摂ることは大切ですが、体力へのエネルギー補給にはなりません。
シャリバテを防ぐのは高カロリーのものですので勘違いしないように!

簡単に補給できるアミノ酸は必須!

アミノ酸は、からだの重要な成分である『たんぱく質』を構成する必須の栄養素です。
からだは約60%が水分で、水分をのぞいた約半分がタンパク質、つまりアミノ酸でできています。これを簡単に速攻で補給するにはサプリメントがおすすめです。アミノバイタルの顆粒スティックタイプは、薬のように飲むだけで簡単。ハードな運動の回復のために作られたサプリなので、バッグに数本入れておきましょう! 暑い日はドリンクタイプもおすすめです。

アミノバイタルを飲むタイミングは?

その日のコンディションによりますが、朝食を摂らない人は登山前に飲みます。あとは後半(下山)にそなえて頂上で飲むことが多いです。

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非常食とは

非常食はその名の通り非常事態(遭難時)のための食料です。行動食と一緒にしている人がいますが、非常食は通常1シーズンバックパックに入れっぱなしの賞味期限の長いものです。もちろん調理の必要がないものがおすすめ。

練乳(コンデンスミルク)、ようかん、マヨネーズを持ち歩く人が多く、遭難17日間をマヨネーズで過ごして生き延びた話は有名ですね。「短距離登山には関係ない」が大きな事故を招きます。行動食とは別に、エネルギーの高いものをバッグにしのばせておきましょう。

行動食があれば昼食はいらない?

やはり晴れていれば昼食が楽しみですよね!最近は「やま飯」が流行って、山でいかにオシャレで凝った昼食をとるかにこだわっている人も多くなりました。時間や体力、装備に余裕があれば自由ですが、調理がメインとならないよう気をつけましょう。

登山時の米やラーメンは日常よりずっと美味しく感じます✫ しかし炭水化物を一気に満腹になるほど食べず、途中の休憩時と分散させて食べましょう。運動量に対して

昼食をとらない登山者もたくさんいます。昼食時に体を冷やさないために、小休止での行動食だけでまかなうのも1つの方法です。
その日の登山計画時間、天気、体調に合わせて、食事をとる場所にこだわらずに臨機応変に摂取してシャリバテを防ぎましょう!

医療品と非常食は使わずに何年もバッグに入ったままというのが理想ですね!

登山の必携品TOP5

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登山という限られた環境の中では生死を分けるほど必携品となります。重たいですが、どのくらい必要かをしっかり計算して正しいパッキング方法で持ち歩きましょう。

2

高透湿・高防水のレインウェアがあれば、夏の高山や汗かきの人の低体温症も防ぐ万能ウェアとして登山で大活躍します。

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使わなくても必ずバックパックに入れておきたいのがヘッドライトです。短時間のハイキングだとしても、スマホのライトではなくヘッドライトを携帯してください。

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