みなさんは「雪板」って知ってますか?
スノーボードに形は似てますが、エッジや足を固定するビンディングもなく、板だけで作られているものなんです。板の上に乗り、スケボーやサーフィンのような感覚で、パウダースノーを滑り降りるという、手軽で楽しいアイテム。
実際に使ったこともなかったのですが、興味があったので、北信州栄村を拠点に活動しているNPO法人「信州アウトドアプロジェクト SOUP」さんの雪板作りに参加してきました。
雪板つくり
材料の板や工具などは、全てSOUPさんが用意してくれました。
まずは、デザインから。長さやノーズ、テールなどの形を決める。
板にラインを引いて切り出します。切り出すときに使用する工具は、ジグソーを使いました。
切り出すための型紙を作っておくと楽ですね。
切り出したら、表面をヤスリます。
今回は、電動のミニサンダーを使いました。手で行うヤスリがけより数十倍、早く、楽に仕上がります。
ヤスリをかけた後は、ペイント作業。調合したりして好みの色に。
ベースの色を塗った後に、表裏に模様や、絵、ラインなど好きなようにペイント。
表の足を乗せる部分には、足が滑らないようにスケボーなどのようなデッキや、ゴムを貼るので、考慮してデザインした方がいいです。せっかくペイントした模様などが隠れてしまう。
ペイントの仕上げは、ニス塗り。
透明や、濃い茶色だったりニスもいろいろな種類があるのでお好みで。
雪板の楽しみ方は自由
楽しみ方は自由自在、雪と斜面があればOK。
やはりパウダーを滑り降りるのが楽しい。エッジがないのでターンするのは難しいー!
締まった雪の上を滑走。
ソリのように座っても。
パウダーを楽しむ。斜面を登るのは大変ですが、うまく滑り降りれると爽快です。
宿泊した古民家を改築した農家民宿です。ほぼ全面改築したようで、とってもキレイで快適。
1階にキッチン、囲炉裏、トイレ、大広間があり、2階に小部屋があります。
夜は、おいしいお鍋を囲んで、SOUPのメンバーと参加者で懇親会。お酒も入り盛り上がりました。
自作する楽しさ、雪板での遊び、温泉、宴会と、充実した2日間のイベントでした。
また機会があれば参加したいと思います。